こんばんは。
カナダでのワーキングホリデーを振り返るシリーズ*1、第五回は6月。
仕事を含めバンフ暮らしに慣れてきた頃、私は毎日のように遊んでいた。
色んな人に、色んなところへ連れて行ってもらった。
仕事
忙しい日々が続いたが、徐々にスピードが上がっていった。
従業員への感謝ということでAppreciation Dinnerをいただいた日もあった。
Banff Ambassador Program
Banff Ambassador Passを手に入れるために参加。参加費は20ドル。
これは、バンフ中の様々なアクティビティが一度ずつ割引や無料になるカードだ。例えばカヌーや博物館、スキーレンタル、スノーチュービングなどなど。素晴らしい。
プログラムは2パート。Part 1は1時間程度のセミナー、Part 2はバスツアーだ。
バスツアーでは以下の場所を訪れた。
Rimrock Resort Hotel
バンフではFairmontに並ぶ超高級ホテル。今回は外から眺めるのみ。
Hoodoos Viewpoint
ちょっと高めの場所。景色が綺麗。歩いていくには少し労力がかかる。
Two Jack Lake
ミネワンカ湖の隣の小さな湖。私が行ったときは天気のせいか、微妙な景色だった。
周りでは沢山のリスが巣を作っていて、BBQやウェディングをやっている人もいた。
Tunnel Mountain
標高1692m。慣れれば30分で登りきることができるし、走っている猛者もいる。
家から近く、危険性もほぼないため、毎日のように登った。
Bow River
バンフを南北真っ二つにぶった切る川。
写真を撮りながら周りを歩き、綺麗な水に足をつけるのが私の日課であった。
Central Park
草原が広がる公園。バスケ用のフィールドやBBQをやる場所がある。昼寝や犬の散歩に最適。
建国記念日"Canada Day"*2にはちょっとしたイベント会場にもなる。
6月は夜10時半くらいまで明るく、我々は夜遅くまでBBQをやっていた。
Vermillion Lake(バーミリオン湖)
バンフ中心部から徒歩20分。途中にある”Banff”のオブジェは写真スポット。
エコー川という川も流れていて綺麗だが、道中は森っぽくて少し怖い。
水質は汚いので泳ぐには向かないが、周りを歩いて写真を撮ったりカヌーをしたりスケートをしたりすると楽しい。
Sulphur Mountain
Roamバス1番線で25分程度かけて麓へ。
標高2281m。山頂までは1時間20分程度。高額なゴンドラを使っても山頂に行ける。
麓には土産屋が、頂上には展望台、レストランやカフェがある。
夏の昼ならば一人で登っても問題なし。飲料は必須、食料もできればあった方が良い。
9月くらいになると、もう山道には雪が積もるので注意。
Lake Minnewanka(ミネワンカ湖)
Roamバスの6番線で約30分。6番線は5月~9月中旬くらいの短期間での運行。
一番でかいのか?深いのか?忘れてしまったが、とにかく広大な湖。
周りを歩くだけでハイキング並みの運動量。上級者向けの超絶長い道もある。
Canmore(キャンモア)
バンフの隣町。Roamバスの3番線で約30分。
バンフよりも観光客は格段に少なく、静かで可愛らしい町。物価もバンフよりは安い。
食べ物屋やお店は結構沢山あるので、見て回って食べるのが楽しい。
バンフでは毎週水曜日にやっているFarmers Market*3を、キャンモアでは毎週木曜日にやっている。
Grassi Lake
キャンモアのダウンタウンから更に1時間歩き、30分ハイキングすると到着。
とにかく水が美しく、ずっと見ていられる。
アウトドアアクティビティのプロ達は、ほとりでボルダリングをしている。
Johnston Canyon
バンフから長距離バスで30分くらい。
水の流れからマイナスイオンを感じる。滝のような勢いの場所もある。
運が良ければBlack Bearがみられるが、刺激はしないように。
Lake Louise(レイクルイーズ)
バンフから長距離バスで1時間くらいで着く、超有名な観光地。住むには不便そう。
湖は綺麗な水色で、観光客に大人気。夏はカヌー、冬は湖の上を歩く。
ハイキングコースが豊富であり、その途中には別の湖やカフェ*4がある。
バスが途中停車するサービスエリアのような場所にあるTrailhead Cafeは、ホットチョコレートが美味いことで有名。
また、湖の横には高級ホテルFairmont Chateau Lake Louiseがある。宿泊客でなくても中に入ることはできる。
6月、私はチリ人、スペイン人、日本人、ベトナム人、ドイツ人の友人たちと、Devil's Thumbというハイキングコースに進んだ。往復5時間程度。
食べ物も飲み物も持たず、大学に行くような服装 + スニーカーで行ったら死にかけた。
道中の足場は雪、雪、雪。崖を登る場面も多々。
途中で断念した友人がいたり、謎に靴が置いてあったりした(大丈夫?)
更に食べ物を持たない私は空腹で虚無に。聖人君主なチリ人の友人がサンドイッチを分けてくれなかったら、どうなっていたかわからない。
これを機に私は、この友人たちと本格的に仲良くなると共に、ハイキングにおける①飲食料、②ハイキングシューズ、③防寒着の必要性を実感した。
Calgary(カルガリー)
バンフから長距離バスで1時間程度。ハウスメイト3人で出発。
仕事をしに来るためだけの街という印象。週末はお店が大分閉まっていて、あまり見どころはないと感じた。
ただ、物価がバンフより安いので、日用品を買いだめするには最適。
大きなショッピングモールでの買い物が楽しかった。
6月バンフまとめ
とにかく初めて行った場所が多かった。やはり周りの人々に助けられた。
6月は日没の遅さも半端じゃないし、遊びまくれる時期だ。
ちなみに、この時期にスペイン語の勉強をちょいちょいしていた。スペイン人のハウスメイトが喜んで教えてくれたし、チリ人の皆様も嬉しそうだった。やはり自国の言語を学んでもらえるというのは嬉しいものなのだろう。
そしていよいよハイキングのピークシーズンだ。7月は難易度の高い山に挑戦する。
ではまた次回で。