※今日の記事は長いしネガティブです。嫌な方はお帰りください。
こんばんは。
今日は、とてもとても落ち込む出来事があった。
今でこそ落ち着いているが、その出来事の最中と直後、がっつり泣いていた。
原因は、この夏大学から参加した、カナダでのインターンシップである。
実を言うと、このインターンシップの一連のプログラムにおいては、私は幾度となく苦しめられてきた。10月末に、発表会等を含めた全ての工程がやっと終了して、解放された。そう思っていたのに、今日だ。
ちなみにインターンシップで私が滞在したカナダの話は、以下の記事へ。カナダは最高に良い国なので、皆さんも是非お越しください。
では前置きはこの辺にして、本題に入ろう。
突如面談に呼ばれる
先日、本インターンシップの担当者の方からメールが来て、「1時間ほど面談させてください」とのことだった。インターンシップに共に行ったもう一人の人も一緒にだ。
来てみると、メンバーは、本インターンシップ担当のお二人と、私達2人の計4人だった。
面談の内容は、「研修先の企業から、大きく2つのことがフィードバックされた」ということだった。
事前準備における失態
1つ目のフィードバックは、インターンシップの準備段階で起こったトラブルについてであった。簡単に言えば、研修中、常に使える連絡手段を持たねばならなかったのだが、その事前準備が不完全だったという話だ。
正直、(大学側にも落ち度はあるのに)こちらだけがここまで怒られるのか…という話ではあったし、何度も話したのにまだ引きずるのか…とも思うが、こちらに完全に非がないわけでもないので、この話はまだ飲み込むことができた。
そもそも面談内容を聞いた時点で、この話は出るだろうと予感はしていたしな。
要は、勝手に決めつけず念の為でも確認せよ、という今後への教訓だ。
研修自体に関する講評
1つ目のフィードバックも勿論、面と向かって「お前たちが悪い」と直接突き付けられてショックではあった。
しかし、メインは2つ目のフィードバック。「研修自体に関する講評」の話が、私の心に深々と突き刺さった。
インターンシップ中の大半は、各部門の担当者の方からお話を聞いて質問する(=各部門について知る)という時間だった。
私ももう一人も、各部門の担当者の方から話を聞いているとき、目を合わせてうなずきながら、メモもめっちゃとりながら、一所懸命聞いていた。頑張って質問もたくさんした。2人とも、「私達は熱心に取り組んだ」と本気で思っていた。
でも研修先の方々からの評価は真逆だった。「熱意が感じられなかった」だってよ。
「うちでは他にもインターンシップ生を受け入れている。貴方達には熱意がない」と。
我々が研修全体を通してお世話になった、その企業の日本人駐在員の方から、そういうお言葉が出たらしい。
その駐在員の方とは研修前、研修中、研修後とお世話になっていた。上記のトラブルがあったとはいえ、いや、むしろ「あったからこそ」、我々は専ら適切且つ熱心な振る舞いをするよう最大限努めた。
その方は私達にご飯を沢山おごって下さったし、何度も送り迎えをして下さったし、最後に買ったお土産に対してもお金を払って下さった。私達が頑張っているからこそ、そういう扱いをして下さったのだと思っていた。
そして更に怖いのは、その駐在員の方から上記のような言葉が飛び出した元は、他の各部門の方々からのお話であろうということだ。我々は、その駐在員の方とずっと一緒にいたわけではないのだから。
つまり、他の6人くらいの素敵な日本人駐在員の方々、「良い質問だね!」と毎度褒めてくれたマーケティングの方々、喜んで一緒に写真を撮ってくれた営業の方々、嬉しそうに「日本の沢山の都市に行ったことがあるよ!」と話してくれた工場の人…(他にも沢山いるが)彼らから全体的に「熱意がない」と声があがったのだ。
沢山肯定のお言葉を頂いたので、「私達の熱心さは伝わっているだろう」とばかり思っていた。
それなのに今日、こんな風に言われてしまい、研修中お世話になった方々を全く信じられなくなってしまった。とてもショックだ。
それに、外面と全く違うことを言ってくるという性質を持つ、社会人達が恐ろしい。社会が怖い。
私の中に広がるショック
前述の内容から、私は色々な意味で落ち込んだ。
まず、私からの私の行動に対する評価と、企業からの私の行動に対する評価が全然違ったこと。(言葉が適切か怪しいが)最大限の努力が、全く報われなかったということ。
報われないこと、どうにもならないことがこの世にあるということは以前より重々承知のつもりだったが(とはいえそういう経験はなかったのも事実)、ここまでガツンとくるものなのか。
自分だけではどうにもならないことが、その辺に転がっているのだ。
次に、大学の中で、そして今回お世話になった企業の中で、私に汚点がついたということ。これから先、大学及びその企業は、私に対し少しでも「大学から派遣されたインターンシップについて、トラブルがあった上、研修中も熱意がなかった者」という印象を持つのだ(=そういうことが情報として残るのだ)と思うと、心底やり切れない。
そして、また人前で涙を流してしまったということ。面談中に、たまらず涙が出てきてしまったのだ。
一緒に行ったもう一人はあっさりしていて、担当のお二方も私が涙を流そうが顔色一つ変えず話を続けていた…という点がまた、しんどい。情けなくて、もう顔を合わせられない。会ったら私が気まずい。
おしまい
自分で言うのはアレかもしれないが、今まで「優秀な者」として評価され続け(といってもその指標は専ら勉強だが)、完全無欠であろうとして生きてきたからこそ、ここまで傷ついているのだろうと思う。
そこから脱却できる機会と思えば、今回の一連の騒動も悪くはないのかもしれない。それに、学生時代の失敗は社会人と比べるとまだ許されるとも言うよな。それにそれに、これだけ最悪なことが起こったのなら、同じくらい最高なことが今後起こるということではないか?
こんな風に、ポジティブな可能性を見出すことができるようになったのは、私の成長した点かもしれない。
でも正直、今はとても落ち込んでいる。今後もふとした瞬間に反芻しては落ち込むのだろう。
でも家族に話す気にもなれないので、とりあえずここに記しておいて、あとは時間が解決するのを待つことにする。
ではまた。