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【孤独のグルメ】井之頭五郎に学んだ生き方

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Tunnel Mountain頂上からの絶景。初心者なら1時間程度で、慣れたら30分~45分で登れます。バンフにお越しの際は是非!

 こんにちは!

突然ですが、私には大好きなドラマがあります。

 

 

孤独のグルメ

 

ただおじさんがご飯食べてるだけの大人気ドラマ!というようにネットなどで書かれていることが多いですね。

しかし私にとっては「おじさんがご飯を食べているだけ」のドラマでは決してなく、このドラマから沢山の「励まし」を頂き、生き方を学んだといっても過言ではありません。カナダでのワーキングホリデー中にもみていましたし、シーズン1~7と各スペシャルを今までに何周もしています。今も家にいるときはほぼずっとテレビでかかっている状態です(笑)

 

さて、以下では、私が井之頭五郎に学んだ生き方、素晴らしいと思うところを述べていきたいと思います。

なお、以下で述べることは、原作の漫画ではなくドラマのシーズン1~7と各出張・大晦日スペシャルを踏まえての、あくまでも持論です。また、引用するセリフは完全に正確であるとは限りません。ご了承ください。

 

 

【①ポジティブで気にし過ぎない】

五郎は細かいことを気にし過ぎず、「まあなんとかなるだろう」というスタンスな印象があります。何かと「これでいい。いや、これがいい」「いいじゃないか」という肯定的な言葉が多いのも事実です。

それに、何かを失敗したときの立ち直りや、考え方の切り替え・転換が素晴らしいのです。仕事でミスをした結果その町に泊まることになったとき、「失敗したからこの景色に出会えた」と言って楽しんでいたし、シーズン5第2話では「失敗してコケても、だるまのようにまた起き上がればいい」という名言も残しています(私はこのセリフを聞いて泣きそうになりました)。シーズン5第9話では、入った食事処に食べたかったサザエなど魚介類がなく、がっかりしつつメニューを選ぶとき「肉食脳にして考えよう」と宣言し、実際に「肉食脳的にはアジ残しのメンチだな」などとと考え方を切り替えることができています。そしてしまいには、「こうやってわしわし肉を食っている方が、サザエをありがたがって食っているよりも、俺っぽいのかもしれない」と言って、その時の食事を自然に、全面的に肯定しているのです。仕事でストレスもあるだろうに、このようにポジティブでいられるというのは、素敵だなあと思います。

 

ちなみに、私は決して「ネガティブ思考が悪い」といいたいわけではありません。ネガティブ思考、悲観的な考え方にも、「本当に悪いことが起こったときに慌て過ぎずに済む」「慎重になるので取返しのつかない失敗はしづらい」など良い点はあるでしょう(ネガティブ思考が進化の過程で消えなかったことが証拠です)。自分の過度なネガティブシンキングに悩まされている人間としては、五郎の生き方の中にある「丁度良いポジティブさ」「気にし過ぎない心」に考えさせられるということです。

 

 

【②何事にも誠実で優しい】

五郎は礼儀正しく、優しく、質実剛健です。おばあさんの荷物を運んであげたり、下戸なのに先輩に付き合ってバーに行ってあげたりしています。

それに、食事にもしっかりと誠実に向き合っています。食べる物の大小多少に関わらず「いただきます」と「ごちそうさま」をいつも言っていて敬意が感じられますし、メニューを決めるときに毎回非常に真剣に悩みますし、「ながら食い」を決してしません。(「そういうドラマだからだろ!」という反論があるかもしれませんが、それを踏まえての今回の私の意見ですので、あしからず。)食事への誠実さは綺麗な食べ方からも明らかであり、彼は付け合わせも無視することなく全てたいらげて食事を終わります(上にのっているパセリ等)。食をありがたがることのできる心も素晴らしく、「呑めなくたって、俺にはストレスを吹き飛ばしてくれる美味い飯がある」という風にも言っています。

他人に対しても礼儀正しく、優しいです。話す相手の年齢や性別に関わらず、平等に振る舞えますし(子どもだからといってなめたような対応をしない)、他人への敬意もあります(呑みながら仕事について愚痴るサラリーマンたちに「呑兵衛たちよ、そうしてめいいっぱい愚痴るがいい。何事もなかったかのように、家で振る舞えるように」「皆の衆、明日もお互い頑張りましょう」)。

 

【③自分をしっかりと持っている】

五郎は自分をしっかり持っていて、例えば自分の仕事への信念と合わない仕事であれば断るという勇気を持ち合わせています( 九絵定食を食べた回では「お断りします。私には私の仕事のやり方があります。」と大きな仕事を断りました)。

また、自分をしっかりと持っているので、「1人」を最大限に楽しむことができています。メニューを決めるとき「惑わされるな」と言っていることも多いですし(実際惑わされていない)、「2人いるとそういうことができるのか…。俺は1人の自由を謳歌しよう」と他人と自分との線引きができています(「2人いるとそういうことができるのか…いいなあ…私も…」ではなく)。

それから、自分に合った等身大の生き方ができています。「焦らずぼちぼちいこう」と言って仕事へと戻っていきます。反省するときはちゃんと自分の中で反省して、必要なものを見極めます(「大きな仕事を取ったからとうぬぼれていたんじゃないのか」)。その一方で、知ったかぶりをしたり、ちょっと見栄を張るようなときもありますが、そこもまた良いなあと思います(笑)

 

 

細かいことを言うとまだまだありますが、また今度思いついたときに追加していこうと思います。

大変なお仕事だろうに、シーズン7、2018年大晦日スペシャルまで演じ続けて下さった松重豊さん、それから久住さんや原作者様、全てのスタッフの方々に感謝するしかありません。

 

 

では!