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新人エンジニアの「仕事が辛すぎたが最近少しだけ余裕が出てきた話」

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趣味で作ったハンドメイドアクセサリーシリーズ。ミルフィオリが可愛くて使ってみたかったので満足。

 

 

こんばんは。

 

 

私は8月中旬から初めてのプロジェクトにアサインされている新人エンジニアである。さて、1カ月経ってやっとちょっとだけ心に余裕が出てきたので、ここまで超絶辛かったという話を少しだけしようと思う。

 

私の配属されているプロジェクトは、配属当初私含め7人、現在は9人という大所帯なチームである。そして年齢層は若い。

 

最初1週間ちょっとは環境構築を行っていた。必要なソフトウェアをインストールして使えるようにしたり、当プロジェクトで書くことになるプログラミング言語チュートリアルをやったりしていた。(はじめての Django アプリ作成、その 1 | Django ドキュメント | Django

 

このときはまだよかった。作業は大変だったが、ゆっくりやればいい。自分の開発環境を整えるだけなので、当然ながら締切とかそんなにないし。

 

ただ、いざタスクを振られて始めたところから地獄が始まった。チュートリアルをやったとはいえぜんっぜんコードは書けないし、何をどこでどうやっているのか分からないし、そもそもプロジェクトのこともぜんっぜん分からないし、話についていけないし。とにかく、何もできないし何も分からない、でもやらなきゃいけないという状況だった。これがかなり辛い。

 

機能を一つ実装するにも、他の人のコードを見よう見まねでやってみようとするが、そのお手本となるコードで何をしているんだかちんぷんかんぷんで、1から10まで聞きまくって、でも自分で書こうとすると書けない。そして書いても単体テスト単体テスト(ユニットテスト)とは | ソフトウェアの検証の種類 | テクマトリックス株式会社)が通らない、つまり自分の思うように動いてくれない。遅れても大丈夫とはいえ締切があるっちゃあるので、すみませんすみませんと謝りながら助けを求めて他の人の時間をいただいたり、残業しまくったり。仕事中以外でも仕事のことが頭にあって、ずっと思い悩んだり涙を流したりしていた。「タスクが終わらない」といってボロボロ泣きながら、過呼吸気味になりながら作業していた日もあった。できない、分からない辛さと、人の時間を奪う申し訳なさとで、本当につぶれそうだった(真面目過ぎるんだよな…)。何よりプロジェクト全体で進捗が遅れ気味だったので、焦りがすごいのだ。

 

だから初めてプルリクエストがマージされたとき(つまり私の作った機能が承認されたとき)は歓喜に湧いた。

 

でも次から次へと「この機能作って」というタスクが割り振られ、その度にうんうん唸りながら作って…9月上旬くらいまでは毎度緊張と不安の中で作業をしていた。

 

9月10日前後に、やっと「機能を実装する」という段階が終わったので、それからはちょっと余裕になってきた。次は実際に動かしてみてバグがあったら直すという段階だ。やはり無から有を作り出す「機能実装」の段階は大変だと思う(色々変わるし)。それからプログラミング言語への私の理解もだんだん深まってきたからだろう。色々なエラーやテスト失敗を繰り返してきて、経験値が高まったためだ。

 

あと大きいのはプロジェクト全体への理解、どうふるまえばいいかの雰囲気の理解、先輩方も意外とガバガバだし失敗するし間違うし助けを求めるのだという「安心感」の醸成、Gitへの慣れ(これはでかい)…色々と私の中に積み重なってきて、それが心の余裕へと繋がってきている。

 

今はバグをつぶしてちゃんと動くことを確認したり、細かい点を修正したりする段階であるが、私は少しずつ自分で考えて動くことができ始めてきたように思う。「ここおかしいですよね」「これ直しますね」と自分でタスクを生み出して実行することができるようになってきた。大きな進歩である。マジすごい。

 

当プロジェクトではリリースが10月に迫っており、引き続き大変な日々を送っているが、人員も増えたし私も慣れてきたし、頑張っていけそうな気がしている。(また病むかもしれないけど。)

 

チームの皆さんは私が助けを求めまくっても嫌な顔一つせずに応じてくださるし、失態もフォローしてくださるし、無理しないでと言ってくださるし、人間関係は悪くない。ピンチでも笑って乗り越えるような強いリーダーのもと、優秀な方々がパッパとやってくださっている印象だ。(ここで人間関係が悪くて助けを求められなかったら、私は本当に心を病んで仕事を辞めていただろう)

 

ちなみにだが苦悩の日々でも身体的にはすこぶる健康で、食事もがっつり摂っていたし、睡眠もまあまあ大丈夫だった。これはすごく救いだ。丈夫な身体と、そのように産んで育ててくれた父母に感謝である。それからこの辛い辛い日々に私が泣きながら電話をしたらちゃんと慰めてくれた母と妹にも感謝。

 

なんだかまとまりのない文章になったようにも思うが、新人エンジニア私は頑張って生きていますという報告でした。でもやっぱりエンジニアって大変だな!!!

 

 

ではまた来週。よい一週間を!