今週のお題「お父さん」
PCを交換に出したので、古いPCからこんばんは。
明日は父の日か。でも今の私は、父に対して怒っている。
今日、歯医者から帰ってきた私は、家のピンポンを鳴らして、オートロックを開けてもらった。
その際、出たのは父だったのだが、父は私をしばらく認知できなかったらしい。
一度目は「どなた様ですか」と言われ、二度目も最初は「どちら様ですか」と。
マンションの住人のいたずらか、または宅配便の人かと思ったらしい。
確かに、マスクと帽子をつけていたから、ちゃんと顔が見えていたわけではない。
でも、自分の娘をここまで認知できないものだろうか。
先日、私の誕生日を忘れられたことと合わせて、心の中の堪忍袋の緒が切れた。
100歩譲って、私のトマト嫌いや妹の血液型を忘れていたことはまだ許せる。単身赴任期間も長いから、忘れることがまあまああっても、仕方ないかもしれない(自分的にはあり得ないが)
でも誕生日とか、私そのものとか、そういった情報は、忘れるとかなりクリティカルなものではないか?
私は父のことが大好きだし、感謝もしている。何だかんだいって、昔から沢山遊んでもらってきた。何かあったらすぐに車で送ってくれたり迎えに来てくれたり、風邪のときにすぐに胃薬を買ってきてくれたりもした。何より、一家の収入をずっと支えてくれているのは父だしな。
でも、いや、だからこそ、私は怒っているし悲しいのである。
私が来年から1人暮らしを始めたら、父はますます私のことを忘れてしまうだろう。
そういうわけで、今年の父の日は、図らずも苦々しい気持ちで過ごすことになる。まあ毎年何もしていないのだが。
ではまた。