熱海旅行話 - 今日も元気に発狂

こんばんは。

最近ブログを書くやる気が落ちていたので…久々の投稿となる。

先週、熱海に行ってきたのでその話をしたい。

土曜日朝、東京駅から「JR 踊り子」に乗る。

長野県に行ったときの失敗を生かして*1、早めに乗り場へ向かう。

だが今回もちょっとしたハプニングが。乗車券で入るはずの改札に suica で入ってしまったのだ。なので、必死で JR の窓口を探して、処理をやってもらう。これも一苦労だった。

踊り子に乗れたら、あとはこっちのもの。なんといっても私は指定席でチケットを買ったので、私がここに座ることに誰も文句は言えない。しかもまあまあ空席があって、余裕を持って、ゆうゆうと乗ることができていた。窓の外から見える景色も良いしね。今後も熱海に行くときには窓側の席を取るべし、だ。

ヒプマイのスタイリッシュな音楽を聞きながら*2景色をみて「週末にフラッと一人電車に揺られて旅に出るって良いなあ」と思っていたら、いつの間にか熱海に到着。公共交通機関に「もっと乗っていたかった」と思ったことに驚いた。

街全体としては観光地という感じで、観光客がどっさりいた。あと昔ながらの雰囲気があって、ホテルとかお店に昭和を感じるなどした。

名産としては主に海鮮であるようだが私は海鮮が苦手なのと、「ここが観光スポット！」と紹介されているような場所にはあまり惹かれず、ということで。

ひたすら海辺を歩いて、その辺の商店街を見て、歩き回っていくといういつもの私の一人旅スタイルだ。

海を見るのが、海を見ながら歩くのが、それはそれは楽しい。日差しは強いけど。

それにしても、熱海は土地の高低差が激しい。すっごい長い階段とか、まあまあ急な坂があって、ひいひい言いながら歩いていた。

一つ面白いイベントがあったので記録しておこう。

海をみてボーっとしていたら、ちょっと隣から大きめの声が。

「イカ見なかった？」

誰か連れの人にでも話しかけているのであろうと思って無視していたら、もう一度。

「大丈夫？」

「私ですか？」

「そう！なんか瞑想とかしてたの？悪いね」

私に話しかけていたらしい。

おじさんは海に潜ってイカをとりたい（撮りたいのか獲りたいのかは分からない）らしい。海に潜りたいらしいというのは聞いた。

この辺にはもともとイカが沢山いたが、最近は温暖化によってあまり見られなくなってきたとのことだった。イカは白くて群れで動くといった話をされた。

そういう話を「へ～」と言いながら聞いて、別れる。私はそっとその場を離れた。

しかしなんとなくイカを見てみたくなって、海を見て歩き回って、そしたらなんとイカを見つけた！

嬉しい！と思ったのと、おじさんに教えてあげようかなと思って、もといた場所を見てみると、おじさんは別の観光客と話していた。そういう人なんだろうな。

おじさんが一人で引き続きウロウロしていたので、「あの～さっきイカを探してらした方ですよね」と話しかけて、イカがいた旨を話す。

そしたらおじさんは嬉しかったのか、色々話してくれた。海に潜ったりサーフィンしたりするのが趣味で、自分の船でいろんなところに行っているとか、高いお金を払ってマラソンに出ているとか、別荘があるとか、この辺には最近は熱帯魚がいるとか。自慢話が多くて苦笑いしてしまったが、一方私の話もちょこちょこするなどした。こういう知らない人と話すのは楽しいので自分としては嬉しかった。（一人旅の醍醐味だと思っている。）*3

海辺を歩き回って、お腹が減ったので昼ごはんを探す。

食べ物は主に海鮮なので、私はちょっと困ってしまった。あと入りやすいお店となると熱海駅かなあとも思ったが、お店がちょっと少なくて気分とは違う。うーん、困った困ったと思いつつ歩いて歩いて（とても暑かった）、結論としてはハンバーガーを食べた。せっかくなので熱海でしか食べられないものを食べようと思い、こちらのお店で「トロさばフライコクうま味噌ダレバーガー」を食べた。普段なら食べないが、チャレンジしてみたくてですね。

1930.co.jp

こちらは美味しかった。一口目はちょっと魚味が強くてびっくりしたが、慣れれば美味しかった。

さて、遅めの昼ごはんのあとは、また海を見に行く。

日差しがちょっと弱まったので、もうちょっと海の水に近づいて、ずっと波を見ていた。何も考えずに水を見ていると、心が洗われる気持ちである。