こんばんは。
自分で言うのもアレだが、私はカナダでワーキングホリデーをしていたこともあり、英語に関するエピソードには事欠かない。"harbor"の発音ができず通じなかったり、オーストラリア人の英語が全然わからなかったり、オランダ人と話していて"cat"を"cut"だと思い込んでいたり…。
一つ印象に残ったエピソードを挙げるなら、"cram school"についてであろう。
カナダでワーキングホリデーをしていたとき、(どんな話の流れかは忘れたが)「日本の子どもの中には放課後に塾に行く子もいる」ということを説明するため、私は"They go to cram school."と言った。
話していた相手はカナダ人、つまり英語母語話者だったし(というか英語を教える先生!)、"cram school"は「塾」という意味の英語であることは間違いない。
しかし、その人は、まるで初めて聞いたかのように、"What's the cram school?"と聞いてきた。
私は一瞬びっくりしたが、確かにこの反応はわからないではない。
つまり、"cram school"という言葉が通じなかったというよりかは、その概念が理解されなかったということだろう。「塾」という概念は日本のものであって、カナダでは通用しないということだ。こういうことは、結構色々な場所で起こり得ると思う。
そんなわけで、それ以来私は、"cram school"という言葉を一切使わず、"They take extra classes."のように説明するようにしている。
ではまた。
アルク #トーキングマラソン 特別お題キャンペーン「わたしと英語」