カナダ旅の記録、続き。
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朝
睡眠ってのは大事だ。とっても。
1日目夜にメンタルブレイクして帰りたい気持ちになっていたのだが、よく寝たらメンタルが復活した。
多分時差ボケも原因だったんだろうと思う。
ホストから、洗濯の仕方についても案内してもらって、洗濯も乾燥もできて大満足。よかったよかった。
そのついでに宿の不明点を色々聞いたし、ホストについてきた犬をなでて仲良くなった。犬と仲良くなれたのはでかいかも。事態がどんどん好転するのを感じた。
安心したところで、シャワーに入って、猫ちゃんと戯れた。
電子レンジも心置きなく使えたので、1日目に買ったラザニアを美味しくいただけた。嬉しい。
アイオナにいこうとした
せっかく空港近くの宿に泊まっているからと、行きたかった場所。
アイオナ海岸広域公園。
行ってみよう。
歩いて1.5時間でその公園に着くらしいからと歩いてみたが、もろ道路。自転車でツーリングしている人はチラホラいても、歩いている人は一人もいなかった。
景色もあまり見応えのあるものではなく、Ups とか、Canada post とか、なんかガソリンタンクとか、そういう倉庫、工場といったものが並んでいた。
着いたところで、更に歩くわけだし……そんなに感動しなかったという口コミも見たし、どうしよう……と迷いながら歩いていたんだが。
看板が見えたので、おお!行けるぞ!と勇んで歩いた。
が、その直後。工事していて歩道が閉鎖されていて、ガチ道路になったので(歩行者の歩くスペースが本当にない)、いよいよ歩けないぞと思ったので引き返した。これは英断だったと思う。
アイオナ海岸広域公園には、自転車か車で行った方がよい。絶対そう。
スタンレーパークその2
気を取り直して、スタンレーパークの別のエリアを攻めてみるか!と思い立った。(1日目は右側を攻めた。)
ダウンタウンでマックを食べてから出発。ちなみにこのとき飲んだバニラカフェラテ?がとてもとても美味しかった。
1日目は歩いて行ったが、ダウンタウンからはバスでもスタンレーパークに行けるので、19番のバス(スタンレーパーク行き)に乗った。バスに乗るくらいの気力は出てきた。
バスは前の入口から乗る。乗る時に料金を支払う。バスの会社は sky train の会社と同じ translink なので、もちろん Compass Card も使える。便利。
15時くらいからのスタートなので若干夕方だが、快晴で、日の入りも遅いので心配ご無用。
この日は prospect point を目指した。スタンレーパークの中でも北の方。
バスで行けるのは途中まで。その後は30分くらい歩いて到着。
こんな感じで海が綺麗に見られる。カフェもあって観光客で賑わっていた。
ダウンタウン・ブラブラ
スタンレーパークの prospect point をひとしきり歩き回った後、ダウンタウンに戻る。再度バスへ。
グランビルスクエアで、何やら楽しいマーケットが開催されているらしいので、ちょっと回ってみる。
マーケットには、雑貨とか食べ物とかがパラパラと売っていた。そんなに混んではいなかった。チラチラ見て回った。
IGA で晩ごはんを買って帰る。レンチンのパスタを買った。(晩ごはんの正解、見つけた!)
宿に帰るときの sky train で、おばさんから電車の行き先について尋ねられて、おばさんの言葉足らずと私の勘違いにより間違った回答をした結果、おばさんに呆れた視線を向けられるというイベントもあった。はああ~…
夜
宿のキッチンに、ホストが自家製マフィンを置いていてくれたのだが、これが激ウマだ。ご近所さんのお手製らしい。ブルーベリーが入っていて絶妙な風味。全部持ち帰りたかったが、ずっと常温保存されていたので食中毒にビビってやめた。
後ですね、3日目以降どうしようかなあと考えていて。
3日目はグランビルアイランドに、4日目はどうしようかなあと。
色々調べていく中で、ウィスラーという町にバンクーバーから簡単に行けることを知った。バス1本2時間くらいで行けるとのこと。ウィスラーはスキー、スノボができる冬の観光地として有名な地だが、夏も最高とのこと。自然豊かで素敵とのこと。
そこで思った。私はこれまで、バンクーバーに十分な期間滞在してきた。近くの違う町に行ってみると、この旅にもっと深みが増すんじゃないかと。
ただバスに乗って別の町に行くというのは結構ビビる。しかも5日目朝には日本に帰るので、4日目にバスを乗り逃したら日本に帰れないという事態にもなる可能性が高い。
そんなこんなで散々調べたり悩んだりした末に、ウィスラーへのバスの予約をした。このとき24時半。
バスは以下の epic rides というところで予約した。バンクーバーとウィスラーの往復チケットを買って、46.99ドルだった。安めだしありがたい。
ここでウィスラーにいかなければ、私はきっと後悔する。そう思ったから、予約した。
だが、とはいえ、バスに乗るというミッションの重みが尋常ではない(日本に帰れるかどうかもこれにかかっている)ので、緊張感も半端ではない。
予約した3秒後には「なんで予約しちまったんだ」と頭を抱えていた。私は自分で自分を緊張に追い詰めるのかと。
その緊張と、多分時差ボケの残留により夜2時半まで寝られず。カナダ旅2日目も、まだまだ油断ならない形で終わった。
(続く)