今日も元気に発狂

さあ、あなたも一緒に!

一人ディズニーシーで爆発してきた

こんばんは。

 

先日、人生で初めて、東京ディズニーシーに一人で行ってきた。

 

家族と電話していて、翌日は祝日ということで、何しようかな~と言っていたら、家族から「明日ディズニーのチケットあるよ!」「行きたいうちに行っとけ」と言われて、私は見事ノセられて、行くわ!となったのである。

 

ただ、私は1つ大きな懸念点を抱えていた。

それは、「一人でディズニーリゾートに行って、果たして楽しめるのか?」という点だ。

私は一人で行動することにあまり抵抗がないが、人といる時間もほしいよね、くらいの人間である(人を誘えないから一人で行く、というのもある)。一人の時間は絶対必要、且つ寂しがりやという人間である。

で、ディズニーリゾートについては、どうしても「人と一緒に行くから楽しいんだよなあ」と思っていて、これまでは中々一人で行くというところに踏み切れていなかった。だって並ぶ時間人と話せなかったらきつくない?とか、さすがに周りの人がワイワイガヤガヤしている中一人だとテンション的にきついんじゃないかなあとか、思っていたりしたのである。

 

そんな心配をしつつ、翌朝を迎えた。

一人ということもあり、正直それほどテンションが高くない。というか眠いから寝ていたい…開園時間からいなくたっていいよな…くらいの気持ちで、ちょっと遅刻気味に電車に乗った。(私は通常、ディズニーリゾートには開園時間~閉園時間まで1分1秒漏らさず楽しみたい人間であるから、これは珍しい。)

 

まあ一人だし、天気もそんなによくないし、そんなテンション上がらんだろう…と思っていたのだが、舞浜駅に着いた途端に目的地に向かって全力でダッシュし始めてしまった。ディズニーシーまでの道のりで(言葉が適切かわからないが)ちょっと浮ついたあの街並みを見てしまったら、一瞬でワクワクが止まらなくなって、小学生みたいな気持ちになってしまうのである。

 

走りすぎて横っ腹が痛くなりながらもなんとか到着。と思ったら、入場の列がえげつないことになっている。本当にえげつない。開園時間から30分くらいはたってるからちょっとは落ち着いているのでは?という淡い期待はもろくも崩れ去った。ディズニーリゾートアプリを見ながら頑張って待つ。

 

入場に20分くらいかかって、10時前くらいに入れた。

 

 

その瞬間、もうニヤニヤが止まらなくなってしまった。あ~~~~地球がある~~~~~~(アクアスフィアの名前を思い出せなかった)

 

そして頭をフル回転させる。まずはどこに行くか?何から狙うか?何のアトラクションから攻めるか?私はアトラクション厨なので、いつも片っ端から好きなアトラクションに乗ることばかり考える。

 

 

タワーオブテラーは既に100分待ちくらいになっていて、今はやめておこう…となる。

センターオブジアースも結構な待ち時間。且つ、センターオブジアースは暗いので、特に日中明るい時間はあまり並びたくないなあと思う。

ということで、まずは一番奥にあって一番好きなエリアである「ロストリバーデルタ」に行こう!とりあえず!となった。あそこにはレイジングスピリッツやインディージョーンズもあるしね。

 

あ~~~マーメイドラグーン、可愛いねえ。

 

歩いて歩いて、ロストリバーデルタに着いた。

そして「とりあえずレイジングスピリッツ乗ろう」となった。待ち時間短いしね!

 

吸い込まれるように並んでしまった。レイジングスピリッツに。

 

と思ったら私が並び始めたくらいから急激に待ち時間が増えた。35分→50分くらいになった。皆考えることは同じである。

 

頑張って並んでいたのだが、これは失敗だった。レイジングスピリッツはシングルライダー対象のアトラクションであるから、お一人様は専用ルートで早めに乗れるのである。この時はそれを失念していた…というかもうその制度がないと思っていた。

しかも待ち時間の間、調子に乗って家族と LINE しまくっていたら、スマホの充電がガンガンなくなっていく。新しいスマホといえど、減る勢いは全然すごかった。ディズニーリゾートアプリが""効いて""いたのだろうか。

 

待ち時間の間にセンターオブジアースのプレミアアクセスを買った。センターオブジアースは並ぶ場所が暗くて、特に明るいうちはあまり並びたくないので、割と躊躇なく買った。タワーオブテラーも迷ったが、まあタワーオブテラーは並べるしなあと思い。(ちなみにソアリンは最初から諦めた。)

 

やっとレイジングスピリッツに乗れるぞ!ワクワク!

…と思ったのだが、ここで私は「アトラクションで叫べない辛さ」を身をもって体験した。

というのも、誰かと一緒に来ているときには、私は絶叫コースターに乗っている間は好き勝手叫びまくって、大声を出して爽快!あ~~楽しかった!みたいな感じであり、今回も本能的に無意識的に、そうするに決まってると思っていた。し、他の人も皆そうに決まってると思っていた。

しかしその時は隣の人が小中学生くらいの女の子で、とても大人しい子で、お母さん?と一緒に来ていたのにお母さんがペラペラ喋りかけても一言も言葉を発さないのだ(私が聞こえていなかっただけかもしれないが、そんな様子はなかった)。レイジングスピリッツに乗っている最中も全然叫ばないし、声も発さない。ええ…?そんな人いるの?と思って、私は途中から声を出すのをやめた。

レイジングスピリッツは意外と人の声が聞こえやすいんだよな、特に隣の人のはダイレクトに聞こえてくる。だから私は隣の女の子の存在を強く感じてしまったのだ。

 

声を出さずに隣の人の様子を伺いながら乗った一発目のレイジングスピリッツは、苦い思い出だった。出だしがこれだったので、「あれ…?私一人ディズニーシーを楽しめるのか…?」と疑り深くなってしまった。

 

気を取り直して、センターオブジアースに向かう。プレミアアクセスを取っておいてよかった。ここでメンタルがちょっと落ち気味だったが、「センターオブジアースでテンション上げるぞ!」という気持ちになれたから。

 

来たぜ!センターオブジアースへ!

 

プレミアアクセスをかざして、ズラッと並んでいる人々を横目に見ながらガンガン進むときのあの爽快感、忘れられない。プレミアアクセスは値段は高いものの、少なくとも1日に1回は使いたいものだなと思う。

 

いざ、乗るぞ!という時に、自分の前くらいにいた金髪の女の人も1人であることに気づいて、ちょっと親近感が湧いた。やっぱり一人で来ている人もいるようだ(もしかしたら一緒に来た他の人と一時的に別れているだけかもしれないが)。

 

右側の席に乗る。右側は怪獣の声とか雷の音とかがより近い席である。

センターオブジアースは隣に知らない人が乗ることはないようであり、且つ常に騒音に囲まれているので、好き勝手声を出すことができた。

そしてやはり最後プロメテウス火山から飛び出す瞬間がたまらんなと思った。あれは本当にヤバい。あの瞬間にかかっている、センターオブジアースは。

 

たまらん!たまらん!たまらん!この外国風の街並み。


出てきたら、なんか晴れてきた。そしてかなりテンションが上がってきた。暖かくなってきてやったー!

ディズニーリゾートなんだから天気関係なく楽しいだろと思っていたが、天気が良いことって意外と結構重要なのかもしれない。

 

こうなるともう歩くだけで本当に楽しい。街並みがオシャレで、昔のアメリカって感じで、いやシチリア?まあどこでもいいのだが(雑)

 

 

再度ロストリバーデルタに戻る。

 

 

そしてこいつに乗る!

インディージョーンズアドベンチャー

シングルライダー対象なのでガンガンサクサク進む。これも暗いのであまり並びたくないので、ありがてえ…

途中で聞こえてくる「私はパコです」のアナウンスもまた良い。しみじみと良い。

 

インディージョーンズアドベンチャーも、隣に知らない人が乗るアトラクションではあるが、ずっと騒音がすごいのとずっと揺れたりしているので、好き勝手声を出すことができた。ちいかわちゃんみたいに「ワァ…!」「ワワーッ!!」みたいな感じで。何も考えずにワーワー声を出してスリルを味わうこの時間、最高なんだよな。インディージョーンズは大きな落下はないものの、ずっと揺れていて慢性的にスリルがあるのがとても良い。ストーリーとしても面白くてワクワクするし。若さの泉ね。

 

さて、次に何をするか。

私がエリアとしてロストリバーデルタが一番好きな理由の一つとして、唯一グッズを買いたくなるエリアだから、というのがある。インディージョーンズのキャップとか、昔被っていた。

と思ったのだが、悲しみ。グッズがない…そもそもインディージョーンズのグッズが売っていない。可愛らしいキャラクターのグッズばかり。私の趣味に合うものはなかった。キャップほしかったんだが…残念。

 

グッズがなくて残念な話はさておき、テンションが上がりすぎて、歩きながらひたすら写真を撮りまくる人になっていた。

 

と、そろそろお腹が空いてきたのでお昼へ。「ニューヨーク・デリ」でマイルハイデリサンドのセットを頼んで休憩。

 

シュリンプ系と、いちごカスタードクリームと、ビーフ系の3種類のサンドイッチだった。ポテトがまた美味かった。

 

お昼休憩もそこそこに、次はタワーオブテラーに乗るぞ!ということで、向かう。待ち時間80分なので狙い目だった。

 

「アンリミテッド」「レベル13」といったタイトルがついている今回のタワーオブテラーは、つまり怖さが増し増しということで、とても気になっていたのだ。まあそうでなくても1回は乗りたいアトラクションであるが。

 

ドドン。

 

80分はちょっと長いが、天気も良かった(↑の写真の時点では良くなかったが)し暖かかったのでいける!と思った。それにタワーオブテラーだしね。

 

後ろの大学生男子4人組の会話を聞いて内心面白がっていたら、意外とすぐに自分の番がきた。

 

結果、すっごいすっごいいっちばん面白かった。家族に思わず「いっちばんおもろかった」と LINE してしまうくらいには面白かった。落ちる回数が多いし、落ちる度合いも普段より大きい気がした。思う存分叫んだ。最高。

タワーオブテラーはストーリーもすっごい面白くて私はとても好きなので、本当にここでテンションがブチ上がってしまった。いや~~~タワーオブテラー最高だな。

 

もう歩いている間ずっとニヤニヤしっぱなしだった。マスクがあるから隠せているものの…という感じだ。一人でも楽しいやんけ!ブイブイ!みたいなノリだった。確か。

 

歩くかアトラクション乗るか写真撮るか、だった。終始。

 

ブラブラする。お土産をみたりもした。

 

ソアリンの近くに桜が咲いていてキレイだった。

 

ブラブラしつつ、シングルライダー特権を利用してインディージョーンズとレイジングスピリッツに乗りまくったりしていた。レイジングスピリッツに2回連続で並ぼうとしたら顔を覚えられたりもした。

レイジングスピリッツに何度も乗っていて思ったのだが、一人で乗っているとただ叫んで爽快!ではなくて、冷静に景色などを楽しんだりできるという点で良さがあるなと思った。さっきは叫べない辛さを感じたが、叫ばないことをあえて選択するのはアリかもなあと思った。

 

お金を使うことを少々ためらいつつも、意を決してタワーオブテラーのプレミアアクセスを買おうとしたら、もう売り切れていた。そりゃ面白いもんな…分かるよ…

 

餃子ドッグを食べて休憩したら、今度はセンターオブジアースに並ぶ。まあ75分くらいなら並んでもいいかなって。

暗い中、前に並んでいるカップルを見守りながら過ごした。人間観察は面白い。

今回は結構並ぶ時間が長く感じた。疲れが出てきているのと、暗かったので眠かった。自分の番が来る頃には外ももう暗くなっていた。

今度は左側の席についた。左側は、火がボッと出てくるのを直に受けるという点で怖い。そしてそれが良い。

 

落ちるとき夜景が目の前に広がった。センターオブジアースは夜景が見られるのも良い。

 

そして一時、タワーオブテラーはプレミアアクセス所持者のみ案内される時間が続いて………それが終わったのを確認した瞬間に………

 

ドドン(2回目)

 

来たぜ。もう一回乗りたいと思ってたんだ。

正直結構疲れているが、あと80分くらい待ってでも乗りたいと思って、小走りで来た。これが今日のれる最後のアトラクションかも、と思いつつ。

が、このときの待ち時間は本当に地獄だった。私の疲れと眠気が最高潮で、待ち時間が長くて辛くて、もうこれ乗ったら(まだ閉園時間ではないが)帰るわ…と思っていた。

しまいには仕事のことを考えて、アイデアを練ったりしていた。slack もチェックした。夢の国でそんなことをしてしまうくらいにはヤバかった。

でも、いざ乗ったら最高!!!!!!!まだまだアトラクション乗ります!!!!!!!という気持ちになって、疲れた足を引きずりに引きずってロストリバーデルタに戻った。この時点で帰るお客さんが多くて、その波に飲まれそうにもなった。

 

そしてインディージョーンズに再度乗って、レイジングスピリッツにも乗った。

レイジングスピリッツで次が自分の番、くらいになったところで不具合が発生してヒヤヒヤしたが、それも無事解消した。待っている間、キャストの方がクイズを出して盛り上げてくれた。プロフェッショナルな仕事ぶりに感動し、拝んだ。

 

20:55、フィニッシュ。もうアトラクションの受付は終了しているので、後は入口に向かって歩く。閉園時間の音楽、アナウンスを聞きながら、人が少なくなったテーマパークを歩く。私はやりきった感、達成感に満ちあふれていた。

 

最後に、ヤバい。史上最強の写真が撮れたかもしれない。

 

 

最高。

 

今回行って思ったのは、ディズニーリゾートは一人でも楽しめる!誰かと一緒にいった方が楽しいけど!というところだ。一度チャレンジできたので、今後はもうちょっと気軽に一人で参戦したいと思う。で、誰かと来れるなら誰かと来るという感じで。

 

あと、小学生くらいの頃は、アトラクション RTAか?ギネス世界記録でも狙ってんのか?というくらいにバカみたいにアトラクションばかり乗りたがっていたが、今はただ歩くだけでもとても楽しい。おとなになって、この点ちょっと丸くなったなと思う。(とはいえアトラクションにできるだけ多く乗りたいという気持ちはなくなっていない。実際今回もアトラクションを待っていたか乗っていた時間がほとんどだった。)

 

一方、恐怖とかスリルを追い求める気持ちは小学生の頃よりももっと増している。レイジングスピリッツがスリルとして物足りないくらいだったし、タワーオブテラーも乗ろうと思えば連続で乗れるぞ!くらいの気持ちだった。今後もガンガン追い求めていきたい(?)

 

私を含めお客さんがワラワラと帰っていっている間、なんと海底2万マイルだけはまだアトラクション受付をしていた。

 

あ~~~~最高。ありがとう。

 

また来るね。

今度は家族も連れて来るからね。

 

最高だったよ。ありがとう、ディズニーシー。