こんばんは。
本日は初めての最終(二次)面接に行ってきた。
この企業の一次面接レポートは以下に。
面接官は説明会でもお会いした、話しやすいおばさん。
さて、本日どんな話をしたかを、記録しておこう。
面接本編(約1時間)
自己紹介
専門分野は社会心理学。学問以外で力を入れていることは、生き抜く力をつけるために海外に行くこと。長所は真面目、短所は失敗を恐れすぎること。
ワーホリ行きたくなったきっかけ
スイスに行って国連機関を訪問し、海外で働く人からお話をお聞きしたこと。
じゃあ「国連で働きたい!」とはならなかったのか
当初はそう思ったが、まずは海外で働くことそのものを経験してみて、自分に向いているか判断しようと思った。
海外で働ける人間なのかの結論はついたか
職業を選ばないなら働けるが、オフィスワークとなるとわからない。
文化の違いが難しいところ。
今まで行った国にアジアがないが、アジアには行かないのか
私にとっては「海外に行く」というだけで既にチャレンジングなので、
まずは比較的安全な場所を選んだ。
アジアは良いぞという話
ここで面接官の方が、アジアで採用活動をしている、当社にはアジア人も結構いる、という話をしてくれた。日本は売り手市場な一方、韓国は就職難らしい。
ワーホリを通して英語力は上がったか
TOEIC等のスコアが上がったわけではないが、英語を話すことへの抵抗が減ったし、拙くても伝えてやるという気概も今はある。
ワーホリ時、周りに日本人はいたか
日本人も沢山いたが、日本人とばかりつるまないようにはした。ただ、日本人との時間も無駄だったわけではなく、色々な人の色々なお話を聞けたので良かった。
じゃあつまりワーホリの目的としては英語力向上と海外で働いてみたいという思いか
はい。
研究テーマは何か、研究で何が分かったか、研究室の人はどんなところに就職するのか
テーマは部活動の性質と成人の心理との関連。
わかったことは多くはない。高校部活動よりも中学部活動の方が、そして部活動の内容そのものよりも部活動内の人とのかかわり方の方が、成人の心理への影響が大きいということがわかった。
研究室の人の就職先は、某有名調査会社やシステムエンジニア方面。
なぜシステムエンジニアになりたいのか
研究室でPCを使うことが多く、統計ソフトを使っているうちに興味を持ち、ソフトウェア開発会社のインターンシップに行ってみた。
そこで、システムエンジニアにはコミュニケーションと論理的思考が必要だと知り、自分に適性があると感じた。
どんなエンジニアになりたいか
お客さんとお話することにも、技術にも、両方バランスよくできるエンジニアになりたい。どちらに重きをおくかはまだ決めていないが、強いて言えば技術方面。
ここで面接官の方が、私にはコミュニケーション力があると思うし、心理学も役立つだろうし、お客さんとのお話の方に適性を感じると言ってくださった。急ぐことはないし、あなたの真面目さもいきてくるだろうとも言ってくださった。
人事、面接の話
ここで面接官の方が人事や面接についてお話をしてくれた。
面接は恋愛と同じであり、お互いを知る場だ。企業側も学生を選ぶが、学生側も企業を選ぶ。我々は学生の意見も聞きたい。そのために、学生の素をみたいと思う。
だから、あまり大したことはきかない。人事をやっていると、学生の話をきいて、口だけなのかなとか分かってくる。心理学の本も読む。
実は私も人事に興味ありますということを伝えた。
高校の部活動と、心理学を学ぼうと思ったこととのつながり
私は弓道部だった。部活動内でのそれぞれの思惑や感情をみてきて、なぜそう思うのか、そうするのかといった疑問が湧いてきた。もともと人に興味があるということもあり、心理学をやろうと思った。
ちなみに、高校時代に倫理の授業が好きだったことも、心理学を学ぼうと思った理由である。
アルバイトについて、苦労など
私は塾のチューターをしているが、大分何でも屋。
何かと理由をつけて欠席する子、基本的なことが分かっていない子には困っている。
大学でやらなかったこと
サークル、部活。色々やると一つ一つがおざなりになるため。
今までで1番苦労したこと
プレ卒論。何も分からないのに全て自分でやらされたり、論理性が求められたり。
逆質問
Q. 御社の良いところ、悪いところは?
A. 決定のスピードがはやいところは、良い点だし悪い点でもある。良い意味では、「これ以上行くと危険」というときの撤退がスピーディーである。悪い意味では、「もう少しやっていればよかった」と思うこともある。
Q. 5年後、10年後の経営ビジョンは?
A. 人数は増え続けているし、ITの会社として確立してきているので、この勢いは続くだろう。今のように紆余曲折して走り続けているのだろう。
Q. 困難をどうやって乗り越えている?
A. 困難はまず、同僚に相談する。どうしても譲れないことや、変えたいことについては、会長に電話して意見をたたかわせる。
ちゃんと意見をきいてやってくれるので良いと思う。上層部との距離の近さは中小企業ならでは。
反省
印象と手ごたえ
全体として、めっちゃ話しやすくてありがたかった。対等に話してくれたのもよかった。腰が低くて素敵だし、双方向の会話という感じが「ちゃんと」した。
あと感じたのは、面接官の方はワーホリの話と社会心理学に食いついてきた印象。特に社会心理学については、もっとお話を聞きたいとおっしゃっていた。
そして逆質問のときに思ったが、経営ビジョンが曖昧だ。
上層部と距離が近いといいつつも、その辺はあまり共有していないのか、それとも、上層部自体が明確な経営ビジョンを描いていないのか。
手ごたえとしては、わからない。少し心配になるような反応があったが、おおむね自信がある…くらいだろうか。
私ができたところ、良かったところ
- 具体例やエピソードを出すようにした。
- 普通に、普段通りにコミュニケーションをとるようにした。
私が出来なかったところ、悪かったところ
- 苦労を話すとき、「どうやって解決していくか」も言えばよかった。
- 具体例やエピソードに数字がなかった。
- 長く話し過ぎた。
- 自分を卑下し過ぎた。
ちなみに、帰るときに「すみません」「ありがとうございます」がいえるおじさんに出会って、素敵なおじさんだと思った。
今日もよく頑張った。
ではまた。